珍しい虹と色の出方

虹といえば、空に弧を描いてかかっているのが一般的だと思われますが、この虹は主虹や第一次虹と呼ばれる虹になります。
実は、虹を見ることができる角度というものは決まっていて、太陽を背にした反対側で、半径は約42度の円となってその上半分が見えているという状態なのです。
虹は本来、丸い円の形をしていますが、その円の中心や下半分は、水平線の下に隠れることになってしまうため、虹は上半分しか見えないということになるのです。
さらに虹が作られるときの水滴は空気中の中でもわりと高い位置にできることが多いため、上半分とはいっても、実際には半分は見えていないことが多いそうです。
さらに建物などで空を見ることが遮られてしまうような場所なら、虹が見られる部分はもっと少ないかもしれません。
虹が2本同時に並んで出ていることがありますが、それは珍しい虹で、2本目の虹は副虹や第二次虹と呼ばれる虹になります。
主虹に対して副虹はやや暗く、色の並び方が逆になっているという点もなかなか興味深いところになります。
主虹は、光が水滴の中で1回反射されるだけであるのに対して、副虹は2回反射するため、主虹よりも見え方が暗くなります。
さらに、太陽の光が水滴の中で反射するとき、主虹と副虹とでは、それぞれ逆の向きに曲がりますので、色が反転して見えることになり、主虹と副虹では色の並び方が違っているということになるのです。
主虹はだいだい42度くらいの角度でできていますが、副虹はそれより少し上の方となる、51度くらいの角度で現れることが多いようです。
主虹と副虹はいつも必ずそろって見ることができるというわけではありませんが、主虹と副虹の間にある空の色が空のほかの部分と比べてかなり暗くなるなど、特徴的な条件も見られます。
主虹は見つけやすいので、主虹を見つけたときに、空に部分的に暗いところがあるようでしたら、そこには副虹があるかもしれませんので、探してみる価値はあると思います。
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